目の詰まった打ち込みの密度の高いカシミヤ

Maloオリジナルタグ

ホワイトカシミヤを染色したニット素材

ホワイトカシミヤを染色しています。

目の詰まった打ち込みの密度の高いカシミヤ

Maloオリジナルタグ

シールタグを剥がした跡があります。

商品説明

MALO（マーロ）の柔らかい軽量カシミヤを使用した、ダブルスレッドニットのメンズセーター。
MALOは何世代にもわたって高級ニットウェアの芸術に注力しておりまして、多くのイタリア製品が人件費削減などのコストダウンのため、中国生産（最終仕上げのみイタリア国内）やイタリア国内での外国人労働者によって工場で機械生産（中国系ブランドの格安量産品）されている中、MALOの衣類はすべてイタリア国内でイタリア人のハンドメイドによる物作り職人 ′アルティジャーノ artigiano′ の伝統技法によって丁寧に生産されている、高級プレタポルテブランドの中でも生産量が極めて少ない大変希少な衣料品メーカーです。
ブルネロクチネリ同様、唯一「メイドインイタリー」の長く伝わる職人の伝統を守り続けています。
製品は長い時間をかけて特徴付けられ、完成までに多くの時間が費やされます。
各箇所の細部へのこだわりは完璧を目指しており、縫い目、リンクとのプロセスは職人のハンドメイドによって細心の注意を払って作られています。

【商品状態　新品】

◎ブランド名　MALO マーロ

◎商品名　カシミヤニットメンズセーター

◎国内参考価格　　187,000円

・色　　藤色（glicineグリチーネ）
・材質　　　94%カシミヤ、6%ポリアミド
・カシミヤスレッド数（撚り糸の本数）　2
・生産国　　イタリア

（注意）
※ インターネット上で大量にでまわっている、MALOを装った中国製やミャンマー製の ´optimum´とは全く別のお品になります。
MALOブランドの中で´optimum´というセカンドラインは存在しませんのでご注意ください。

■■ サイズ　TAGLIA ■■

【サイズ 50 】（日本サイズL）
着丈66cm、肩幅44cm、袖丈67cm、身幅53cm

■■ カシミヤのクオリティ ■■

カシミヤの自然なヤーンの風合いを生かしつつ、職人の手作業によって綺麗に染色された“glicine“グリチーネという藤色のお色。
カシミヤの柔らかい風合いを引き立たせてくれる色合いは、職人の手作業によるイタリア伝統の染め技術によるもので、味のあるカシミヤ染めによってセレブ感溢れる雰囲気を演出してくれます。

カプラヒルカス山羊の下毛（産毛部分）から不純物を除去して出来た極めて細く白くてピュアなカシミヤ繊維を使用。
カシミヤには原料のランクが存在し、繊維の長さ、繊維の細さ、異物混入率の3軸にて判断します。
カシミヤニットは、不純物を取り除いたピュアな繊維のものが高品質なのはもちろんですが、より細い繊維の糸で編み込むことによってクオリティが決まります。
同じ1kgのカシミヤでは繊維が細い方がより長く多くの本数の原糸を作れるため、同等の編み方の場合は原糸が細いほど、より細かく目の詰まった密度の高いニットに編み込むことができるのです。
通常のカシミヤよりも繊維が極めて細く、密度の高い目の詰まった打ち込みによって、そこに暖かい空気の層ができるため、体温の発散を防ぎ防寒の役目をしてくれます。
極めて細い繊維の軽量カシミヤニットは、非常に軽い「ふわふわ」な感触の刺激のない肌触りが特徴で、着用いただきますと軽さを誇るカシミヤによって、柔らかさと暖かさを感じていただけます。

■■ 2本針のダブルスレッドニット ■■

通常のカシミヤニットは、1本の撚り糸（多くの細い原糸を１本の糸にするために、まとめて撚って束ねたもの）をニット状に編み込んで仕上げますが、カシミヤダブルスレッドニットの場合は、2本の撚り糸を使ってニット状に編み込むことによって、ミドルゲージの厚みのあるニットにすることができるので、衣類を美しく見せて、軽量で柔らかく「ふわふわ」な手触りにします。
カシミヤニットの製品は、より多くの本数の撚り糸、またはより少ない本数の撚り糸で編み込むことができ（最多28本）、それによって厚さと品質、価格などが決まります。
同等の編み方でもカシミヤの撚り糸の本数が多いほどニットの厚みと暖かさが増し、上質な着心地を味わうことができます。
特にダブルスレッドニット場合は、シングルスレッドニットに比べて使用されるカシミヤの量が多いため、より暖かく軽く柔らかな中厚手のニットに仕上がります。

■■ マーロのカシミヤのプロセス ■■

maloマーロのカシミヤは、中国北部から内モンゴルに広がるゴビ砂漠から始まります。
広大な砂漠地帯で地球上で最も人口密度の低い地域。
非常に軽いカシミヤ繊維を生み出す世界のカプラヒルカス山羊のほとんどは、この地域に生存しています。
これらの山羊は、一年の最も寒い時期に気温が氷点下40度まで急降下するこの地域の極端な冬の気候で生き残り、繁栄することができる非常に特殊な動物です。
カシミヤ山羊の貴重な冬の下毛（かもう）の成長を促進するのは、まさに氷点下の過酷な気象条件にあります。

空気が温まる春になると山羊の群れは毛の一部を失います。春は一年の中で純粋なカシミヤを生み出す貴重な時期。
最高品質の毛の加工が予定されている最も貴重な繊維は、何世紀にもわたって受け継がれてきた地元の羊飼いによる手作業でのクシで毛を梳かすコーミングによって収集されます。
毛をブラシで梳かすことで、動物の健康を保ちながら、繊維のより良い採取を可能にすることができるから.。

カシミヤ山羊は皮膚の上に粗い繊維の保護外層を持っています。
綿のように柔らかい下毛（かもう）は最も細くて最も柔らかい繊維で構成されており、その長さは2.5〜9cmで、カシミヤ山羊の腹と喉の下に見られます。
この下毛繊維のほとんどは脱皮期に手作業によってとかされます。単位あたりの年間採取量は数グラムから最高でも500g までで、非常に希少な繊維。

カシミヤ原糸は大きな綛（かせ）に集められた後、洗浄され、ふるいにかけられ、視覚的に選別されて分類されます。
次に、柔らかい繊維の厚い層で構成される率直で非常に軽い下毛（かもう）から粗い毛を分離するプロセスでもある『デジャラトゥーラ』という不純物を取り除く技法で機械にかけられます。
このプロセスの結果によってピュアなカシミヤが出来上がります。

最高級のカシミヤは、最も白く、光沢があり、最も細いパイルのみで構成され、繊維の長さと太さに基づいて等級に分類されます。
グレードAの原材料、太さ14 ～16.5ミクロン (人間の髪の毛の太さは約 70ミクロン)、平均長さ42mmの長い繊維。
繰り返し使用すると常に元の形状に戻るというカシミヤの最高級の品質です。

maloマーロは、フィレンツェとピアチェンツァの研究所で、品質、伝統、新しい技術とプロセスの実験に細心の注意を払い、イタリア政府が定めている卓越性の基準に従って情熱を注いでいます。

発送方法

■■ 日本郵便（おてがる配送） ■■

◎『ゆうパック』おてがる配送 80サイズでの対応になります。

商品発送の際、環境保護を考慮し、簡易梱包を行っております。
梱包方法には最大限の注意を払って発送させていただいております。

※ インターネット上で大量にでまわっている、MALOを装った中国製やミャンマー製の ´optimum´とは全く別のお品になります。
MALOブランドの中で´optimum´というセカンドラインは存在しませんのでご注意ください。

（2024年 12月 10日 3時 06分追加）
カシミヤの量が通常のカシミヤ100%ニットよりも多い、大変希少なダブルスレッド編みセーターの在庫数の残りが僅かになりました。