(HOT用)REA ブラックエナメル銅単線
AWG26(0.404mm)


(量り売り1本の長さ):1メートル
長く必要な方は、お望みの長さを質問欄からお申し出ください。
ご要望の長さを新規に出品させて頂きます。


澄み渡るクリアーな音。シ音のささくれはまるでありません。
女性ヴォーカル、そしてピアノ系が実に見事です。
ピアノに指がコツンと当たる時の音が魅力です。
ヴォーカルの一言一言に説得力があります。
DUDLOのブラックエナメルの音にクリアーさをプラスした音で、
メロディーガルドの worrisome heart などリアリティの極致、最高です。
音楽を通して音響的な意味を超えた貴重な何かを表現してくれるワイヤーの1本です。

GNDへの組み合わせとして、General Electric AWG18(線径約1mm)をお薦めします。
表現力を増して、ナチュラルにバランス良く響きます。



エナメルワイヤーの磨きは珠玉のように磨く前にきっちりとエナメルを落とすことが極めて重要です。
エナメル層は意外に深く、落としたつもりがまだ深く浸透しています。
本来の生命感のある音を出すには、その部分まで落とす必要があります。


(美音のためのヴィンテージ線材のエナメルの削り方・裸線も磨くように削ることを推奨)
超硬刃精密カッターを使用して手で削ることをお薦めします。
カッターの刃を研ぎます。#3,000#4000#6000#8000#10000#12000#15,000
細い線材を削るときには番手をなるべく小さくしてください。

削りですが、
細い線材については刃の角度を余り立てないようにして、
線材を360度ゆっくり回転させながら丁寧にエナメルを削り落として下さい。
エナメルがなくなったと感じたところからさらにもう一周ほど削り込みます。
(極細線材は神経質なほど注意が必要です)
極太線材においてはエナメルが染みている層は意外に深い場合があります。
微かにでもエナメルを残すとクリアーな音調が得られません。
さて、最後の仕上げに今度はカッターへの力を減らして、
360度回しながら現れた銅の表面を完全に磨いて行きます。
やがて宝石のように輝いて来ます。それを確認してください。ハイエンドの仕上がりです。

このように接触部分に気を配ることで音はものすごく変わります。
急いでササーッとやってしまいますと、
部分的に痩せた音になったり、微妙にノイジーになったり、と、
その線材の持ち味が出ないことになりますので、
エナメル線の削りを相当に重要に考えられた方が良いです。
裸線の場合も表面は酸化していますので、
磨くように綺麗に削ることで音はさらに良くなります。