アジア太平洋戦域で活動した5th AAFのWW2時の実物のA-2。製造メーカーはBRONCO MFG CORP。レアな大きいサイズ&日本に直接関連する貴重なコレクターズアイテムです。全面にペイントが施された素晴らしい逸品。特に背面のワーナーブラザーズのキャラクターであるバックスバニーとポーキーピッグを中心に据えたペイントは秀逸です。右胸には5th AAFマークがペイントされており、断定は出来ませんが、私は5th AAF 380 Bomb Group 530th Bomb Squadronの搭乗員が着用していたのではないかと推察しています。いずれにせよ素晴らしいコレクターズアイテムです。このジャケットは日本で入手したものですが、今ではこれだけのペイント物は海外のオークションでも殆ど出ることはありませんし、出ても、特に大きいサイズでもあり、とても高価でしょう。革は、ラセットブラウンのBRONCO社にしては珍しいホースハイドだと思われます。WW2時のオペレーションで生じたと思われる左右の袖の前面に数か所の切れ・破れ(=最後の2枚の写真参照。私はこのままの状態をお勧めしますが、裏側に当て革で補修可能)、背面上部の革の表面にクラックと一部の剥離(=4枚目の写真参照)はありますが、全体としてはしなやかで、当時のものとしてはまずまずの良いレベルと言えると思います。ジッパーは当時の棒TALONに似たIDEALに交換されていますが、綺麗に交換されており、違和感はなくマッチしており、スムーズに動作します。ライニングは右脇下に少しの破れがあります(=簡単に補修可能)が、とても良い状態です。ニットはB-10用の様なグリーン系に交換されています。以上の様にマイナス点もありますが、歴史的な迫力のあるこのジャケットにとっては些細なことに感じられます。私はコレクションのセンターピースとして飾っていました。前述の袖の直しを実施すれば、着用も出来ますが、貴重なものなので、たまに羽織るくらいに止めて、コレクションのセンターピースとして愛玩して、特に日本に関連するものなので、次世代に伝えていって頂ければ幸甚です。サイズはUS46と滅多にお目にかかれない大きなサイズです。実寸で肩幅は50cm、身幅(=脇下~脇下):約56cm、袖丈:(肩から)約67cm&(脇下から)約48cm。着丈(=襟下からニット部分まで)約69cmです。過去にかなりの数のA-2をコレクションの整理としてこのオークションで出品&落札されましたが、一部は代行業者さん経由で海外に行っています(=そのうちのいくつかは海外のオークションで高値で転売)。それもしょうがないとは思うのですが、出来れば日本に縁のある素晴らしいジャケットなので、日本国内で大事にして頂ければ幸甚です。なお、落札された方から同じ状態で戻ってくる保証はないので、クレーム・返品は受け付けませんので、ご了解の上でご検討ください。