旧世代スナップオン社製のラチェットハンドルの空転トルクとパウルの追従性を改善するキットです。
F830系(30ギアモデル)やF936系(36ギアモデル)はスプリングレートやプリロードの関係で空転トルクが一般的な現代版モデルと比べると切替レバーの操作すら指先に痛みを感じるぐらい固く作業効率が低下します。
この空転トルクを低く設定したうえで空転時のギアを乗り越えるパウルの追従性を向上しました。
※この度、30ギア用スプリングを36ギアラチェットに組み込みテストしたところ更にフィーリングの改善が確認できましたので共用とさせていただきました。
注意①
ラチェットハンドルの組付けは難易度が高いためベアリングボールを紛失には十分にご注意ください。
注意②
スプリング交換の際は付属のベアリングボールを同時にご使用ください。※スナップオン社リペアキットのスプリングにインサートされているロックピンはフィーリングが悪化するため使用を避けてください。
注意③
交換の際、塗布するグリスは薄く最小限に留めて下さい。※グリスを過剰に詰め込むとギアの動きが阻害されるばかりかギア飛びの原因になります。