ローゼンタールのスウィングチェア 展示品のご紹介です。1879年、フィリップ・ローゼンタールがドイツ南部バイエルン州の
エアカースロイト城に絵付け工房を開いたのがローゼンタールの始まり。1891年良質の陶土を求め、ドイツ磁器生産の中心地ゼルプに工場を設立し
歴史と伝統に支えられたマイスターの技と近代的な生産設備により瞬く間にヨーロッパを代表する磁器メーカーへと成長しました。
ローゼンタールは、モダンスタイルを発信する"スタジオライン"ヨーロピアン・エレガンスを今日に伝える"クラシック"、カジュアルライン"トーマス"
洗練されたトラディショナル"フッチェンロイター"などのブランドを展開し、多くのデザインアワードを受賞するテーブルウェアのトップブランドとして世界中で愛されています。
ご紹介するのは1982年にJutta & Herbert
Ohlがデザインした名作。80年代を代表する一大デザイン・ムーヴメントである
ポストモダンという分野はモダニズムの機能性や合理性、グッド・テイストに疑問を持ち、新しい表現を模索し続けた結果生まれたスタイル。
デザインにおけるポストモダンの代表としても一世を風靡したのがイタリアのエットレ・ソットサスを中心に若手デザイナーや建築家によって結成された前衛的なデザイナー集団メンフィス。
彼らの活動は80年代に世界のデザインや建築に影響を及ぼし今日でもデザインを語る上では欠かす事のできない存在となっています。
今回はそんなポストモダンの象徴ともいえるデザイン。合理性や機能性を重視したモダンデザインから飛び出したより人間的な楽しさや
個性が率直に表現されていて深い表現が見事。名の通り適度なしなりがスウィングし非常に快適なかけ心地。
あらゆるインテリアに自然と溶け込む非常に完成度の高い希少なアイテムです、お見逃しなく!
<コンディション>
展示、運搬に伴う多少のスレやコキズはありますが、状態は良く美品です。ヴィンテージ品のモデルルーム展示品となります。
<付属品>
画像のものですべてです。
<サイズ>
約幅450×奥行520×高さ800/SH515mm
伝票NO.rwj54