出品物

ご覧いただきありがとうございます。今回出品する品物は、写真の刀です。



銃砲刀剣類登録証番号 東京都 第208397号

種別  刀
長さ  71.2センチ
反り   1.9センチ 
目くぎ穴   1個


元幅約3.2センチ 元重0.7センチ
先幅約2.3センチ


刀身だけの重量約704グラム

銘 無銘(兼則)

保存刀剣鑑定書付きの御刀です。鞘書きでは「薫山」先生の鞘書きで「備前国長船住長光」と
極められています。鞘書きには、地刃ともに傑作と書いてあり、薫山先生が認めた傑作の御刀です。

保存鑑定では、兼則と極められ、どちらも名工ですので、古刀期の名刀です。保存鑑定に書いて
あるように、元々は朱銘があったみたいですが、今は消えていて読めないです。少し朱銘の跡が
残っています。
朱銘にはおそらく、長光の銘があったのかもしれません。保存鑑定でも、無銘の鑑定で個人銘が
入れられるのは珍しく、出来のいい刀身に鑑定するときに行います。大体は、流派や一派に極め
られますので、出来のいい刀身であることがわかります。
状態は、錆や刃こぼれやハギレは無く、健全で綺麗な刀身です。
古刀が好きな方にいいと思います。長さも二尺三寸以上あり、見事な古刀です。




備前国長船住長光  初代・鎌倉後期・備前国

「長光」は、「備前伝」(びぜんでん)の1流派「長船派」(おさふねは)を開いたと伝わる「光忠」
(みつただ)の子です。
「備前長船長光」(びぜんおさふねながみつ)と呼ばれ、官位「左近将監」(さこんしょうげん)を
受領(ずりょう)した名工。
備前長船長光には、1代のみとする説、もしくは、2~3代続いたとする説もあります。

さらには、江戸時代に記された「校正古刀銘鑑」(こうせいことうめいかん)では、応永年間(1394
~1428年)に見られた同銘の刀工を加えて、長光が4代目までいた説を提唱していますが、3代目に当
たる建武年間(1334~1338年)以降は、長光の作刀が激減するのも事実。
このため備前長船長光と言えば、通常、鎌倉時代後期の初代と2代を指します。
華やかな「丁子乱」(ちょうじみだれ)を焼く刃文は光忠と同じですが、備前長船長光の場合、同じ
丁子乱でも焼幅に高低の差が少ないため、「互の目」(ぐのめ)が際立って鋭さを増している点が、
光忠とは異なります。
初代備前長船長光は、長船鍛冶の基礎を確立したばかりでなく、多くの名刀を世に送り出したことで
も知られています。数が多い鎌倉時代に活躍した刀工の中で、初代・備前長船長光ほど、多くの作例
を残している刀工はいません。また、初代による現存刀の中には、国宝指定の「大般若長光」(だい
はんにゃながみつ)も含まれています


兼則 美濃国 室町時代 

兼則は直江志津系に属する三阿弥派で始祖は室町初期の応永頃。美濃国で数代続き赤坂や関にて作
刀した。
室町後期には加賀や越前へも移住し名声を得ている。知名度高く作柄も安定している大業物刀工と
しても有名で、切れ味の評価は絶大です。

 

後は写真と画像を見て判断下さい質問はわかる範囲でお答えしますので、入札前にお願いします。

発送はゆうパックの着払いです。

※注意事項※落札しましたら、登録のある教育委員会に名義変更届を出してください。
よろしくお願いします。




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