・ すべてのボリュームをアルコール+超音波洗浄後に接点復活剤塗布、ガリなし
・ スライドSWは分解・端子磨き・接点グリースを塗布。
・ Push SWはアルコール洗浄後接点復活剤を塗布
・ スピーカ・ヘッドフォンリレー合計3個、接点磨き & 接点復活材を塗布
・ 目視ではんだ付けの怪しい部分を修復
・ ヒートパイプのシリコングリースの塗りなおし
・ 入出力端子磨き
・ 打診(基板を叩いて機能不良やノイズ発生がないことを確認)を実施
【調整】
・ イコライザーブロックのDCオフセット・サーボ調整(MC入力はトランス)
・ Power AMP部の 終段バイアス電流、出力DC Offset調整
【確認内容】
・ AUX, TUNER、Tape1,2 入力で音出し確認。
100KHz までの周波数特性がTHRU でフラットであることを確認
・TONE Control ONで仕様通りに低音・高音が変化することを確認
・ PHONO は逆RIAAフィルターを通して周波数特性を測定
ほぼRIAAカーブに沿っていることを確認し、MM/MCとも正常に音が出ることは確認。
・ 8Ω+8Ωダミー抵抗負荷、21W+21W、スイープ信号入力で数時間エージング後、異常がないことを確認
整備後の特性は写真-10 を参照してください。
(MC入力時の100KHz近傍のレベル上昇はMCトランスによるものです。)
現在のところすべての機能は正常です。
ノークレーム、ノーリターンでお願いします。