シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドは、メドック地区ポイヤック村に位置するメドック格付け第2級のシャトーです。シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドは、メドック格付け第1級「シャトー・ラトゥール」と、同じく格付け2級の「シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン」の間に位置します。メドック格付け2級が語られる際、よく「スーパーセカンド」という言葉を耳にします。これは、格付け1級シャトーに肩を並べる程の実力があるといわれる2級シャトーに対して使われる言葉です。シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドは、まさにスーパーセカンドの代名詞ともいえる存在です。現在でもワインファンの間では2級格付けの筆頭格に挙げられることが多く、「ポイヤックの貴婦人」とも表現されます。その名の通りポイヤックの中では随一のエレガントさ、しなやかさを誇ります。
2000年はグレートヴィンテージ、2000年のベストワインにも選ばれた、97点獲得した秀作です。~2035年まで高原状態が続くと言われている偉大な年です。