2016年、初版、帯。

※経年相応の劣化があります。状態の表記・説明は主だったものです。画像もよくご確認の上、特に細部の保存状態を気にされる方はお避けください。
   ☆☆入札前に必ず「自己紹介欄」全文を併せてご覧ください(取引に必要な情報です)。
   →→「出品者」情報の「古書じんや」またはその下部「出品リスト」をクリックしてご確認ください。
――★商品到着後、速やかな「受取連絡」をよろしくお願いいたします。★――

内容(「BOOK」データベースより)……吉行淳之介(一九二四‐九四)は、新宿赤線地帯の娼婦を題材にした作品群で登場し、一九七〇年代以降一世を風靡するごとく注目された作家である。現代の侍にたとえられ、ストイックな芸術家、女好きの女嫌いなどと評され、その文学は人工的な冷やかさを持ち、虚無と抽象性、研ぎ澄まされた感覚にみちている、と評された。だが、その作品の魅力の全体像を探りながら論じたものはこれまでにない。本書は主要な作品の生成をたどりながら、あらたなる吉行文学の本質――「現実から非現実への飛翔」「心理ではなく生理のメカニズムの抽象化」「繰り返された改稿の果てにたどりついた文体の美」等を論じた意欲作である。“女”や“性”を書いた作家ではない、という言葉の先に見える吉行の文学世界が新鮮に輝く。

◆「吉行淳之介」でその他の出品を検索→→キーワード「吉行淳之介」(←クリック)


☆評価6以上の落札者様は「まとめて取引」の利用が可能です(複数冊落札の際は必ず「まとめて取引依頼」で同梱依頼をお願い致します)。「まとめて取引」についてご不明な点等は事前に「ヘルプ」でご確認をお願い致します。
☆複数落札の同梱の場合、組み合わせる本のサイズの違いや総点数によっては配送方法が変更になる可能性があります。