肉屋 Le Boucher クロード・シャブロールコレクション

発売元：株式会社スターライトフィルムズ規格番号：KKDS-４６６【国内正規盤・中古品】を出品させて頂きす。

心に闇を抱えた男女が紡ぎ出す、悲痛で奇妙な愛の物語。

皮肉と虚無感に満ちた視線で人間存在を鋭くえぐるフランス映画の’悪意の目’クロード・シャブロルが、１９７０年にオリジナル脚本と監督を手掛けた秀作スリラー。

片田舎の住人達の日常生活を綴ったのどかで静寂な描写と、猟奇的な殺人事件をめぐるサスペンス描写の交錯が醸し出す独自の緊迫感は、

この時期既に中堅として活躍していたシャブロルの映画ならではの味わい。

スリラー・ジャンルの体裁の裏側には、抑えきれない本能的衝動に苦しむ男と、男を愛そうとしながら感情に身を任せることのできない女が紡ぎ出す、

シャブロル流『美女と野獣』の物語が垣間見える。

『肉屋』は、スリリングな犯罪劇であると同時に人間の精神の闇を探求した鋭利な心理劇であり、悲痛で奇妙な愛の映画である。

物語がクライマックスを迎えるとき、観る者は必ずや屈折した感動を覚えることだろう。

【物語】

仏南西部のトレモラで小学校の教師を務める女性エレーヌ（スティファーヌ・オードラン）は、同僚の結婚式の宴席でポポール（ジャン・ヤンヌ）という男と偶然隣り合う。

ポポールは兵役を終えた後、亡くなった父親の経営する肉屋を継ぐために、この故郷の村へと帰ってきたばかりだった。

お互いの抱える孤独と精神的な傷に共鳴しあったエレーヌとポポールは、その後急速に親しくなる。

一方、村の近辺で残忍な殺人事件が起き始める。

そんなある日のこと、学校の生徒たちを連れてピクニックへ出かけたエレーヌは、先日の結婚式で同僚の花嫁だった娘の惨殺死体を発見する。

死体の傍らに落ちていたライターは、エレーヌがポポールにプレゼントした品にそっくり同じものだった・・・・。

【収録】

フォトギャラリー

●1970年/フランス・イタリア合作映画

●DVD収録時間：本編８９分・カラー

●仕様：１６：９ LB ビスタサイズ/片面１層

●日本未公開（特殊上映のみ）

●音声：ドルビーデジタル

●日本語

CAST/ステファーヌ・オードラン/ジャン・ヤンヌ/アントニオ・パッサリア

監督/クロード・シャブロル

脚本/クロード・シャブロル

撮影/ジャン・ラビエ

音楽/ピエール・ジャンセン/ドミニク・ザルディ

主観ですが、極美品です。（解説リーフレット完備になります。）

中古品ですので落札者様御自身が掲載写真でご確認をお願い致します。

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