【詳細】
初版帯付 矢作俊彦 真夜中へもう一歩 装幀 江口寿史 光文社刊
1985年11月25日初版 光文社発行 帯付
横浜医科大学の処理室から一体の屍体が消えた。屍体は江口達夫という医大生のもので、学術解剖用に遺体を提供するという遺書が死後発見されていた。消えた屍体の捜索を依頼された神奈川県警捜査一課の二村永爾は、江口の友人二人を訪ねるが、その数日後、屍体は処理室に戻っていた―。『ロング・グッドバイ』の二村永爾シリーズ第2弾!傑作長編ハードボイルド。
矢作俊彦
1950年、神奈川県横浜市生まれ。東京教育大学附属駒場高校卒。高校在学中からダディ・グースのペンネームで漫画家として活躍。72年「ミステリマガジン」に「抱きしめたい」を発表し、小説家としてデビュー。98年『あ・じゃ・ぱん』でドゥマゴ文学賞を受賞。2004年『ららら科學の子』で第17回三島由紀夫賞を受賞
江口寿史 1956年3月、熊本県水俣市生まれ。1977年2月、週刊少年ジャンプにて「恐るべき子供たち」でデビュー。同年4月、「8時半の決闘」で赤塚賞準入選。同年9月、週刊少年ジャンプにて「すすめ!!パイレーツ」連載開始。ギャグ漫画家として本格的にスタートをきる。以後「ひのまる劇場」「ストップ!! ひばりくん!」「エイジ」「寿五郎ショウ」「なんとかなるでショ!」「BOXERケン」などの作品を発表
【状態】
経年劣化により焼け、カバーにスレ、傷は御座いますが、概ね良好です。