(オールドノリタケについて)
ノリタケは、明治期、海外からの輸入品が日本に流入することに
よる日本の国力の低下を憂いた、森村市左衛門が、弟の豊とともに
始めた輸出商社「モリムラブラザーズ」に端を発します
当初は和雑貨の輸出から始まり、その後、販売先である、アメリカ、イギリス等の
需要に応じる形で、陶磁器の生産を名古屋の則武で始め
1904年(明治37年)に、ノリタケの前進である日本陶器合名会社の設立に至ります
日本独自の美意識を保ちながらも、ヨーロッパの窯の
美点を独自の視点で取り入れたその陶磁器は、現在多くの愛好家の
コレクションの対象となっています
こちらのお品は、1911~21年ごろのお品です。
北米輸出用品(バックスタンプはライジングサン)
(コンディション)
およそ100年前のお品のため、色落ちしている部分があり、ソーサーの縁に欠けがあります。
しかしながら、アンティークとして、状態のよいお品でございます。
コンディションにつきましては、画像でご確認の上、