野べら。それは、管理釣り場のへらとは違う別次元の引きを魅せてくれる好敵手。
のっこみ期には3キロをゆうに超える巨べらとの出会いもあります。そして、勝負を挑み釣り上げたいと思うのは釣り師の性です。
しかし竿にかかる負荷に関しては、管理釣り場の何倍にもなる場合があります。
「がまへら 兜」は、4年にも及ぶ野釣りのフィールドテストから、巨べらと対峙するには「通常のへら竿の延長線上ではダメ」、「野べら専用設計が必要」という思想にたどり着き、突き詰めた結果3つの大きな特徴をもたせた竿が完成しました。
1つ目の特徴は、極太穂先の採用です。穂先が太いことにより、アワセた瞬間に巨べらの頭を釣り人側に向け、最初の突進をかわすことが可能です。
2つ目の特徴は、高強度カーボンの肉厚設計にする事で、竿の反発スピードを抑えつつトルク感のある強さを発揮し、曲がりの支点が穂先付近ではなく、竿の中央から胴に向かって移動する胴調子の粘り腰で、巨べらの突進を受け止めることができます。
3つ目の特徴は、がまへら 兜専用に設計したオリジナルの握りと回転リリアンです。やりとりの中で手に掛かる負荷を大幅に軽減するために、グリップ力と弾性があり手に馴染むE.V.A素材を採用。
また、尻栓をあえて排除することにより手の負担を一部分に集中させないようにしております。回転リリアンは十分な強度を持たせ
穂先本体への接着面積を通常の3倍以上にする事で、抜けにくい仕様にしております。
まだ見ぬレコードクラスの巨べらを追い求めるへら師の方々へ、自信を持ってお勧めできる至高の一振りです。